2017年1月4日水曜日

寝正月・・・

完全に寝ていたワケじゃないですが(笑

年末の疲れがドッと出てきたのか、酷くダルかったり、腹が痛かったりで 寝ている時間が多くなっています。

まあ コミケ当日まで割と切羽詰っていたので、その反動かなと。

とはいえ チビチビと作業は始めています。

まだ 創作活動が本格的に出来るか試運転状態なので 今後 どうなるかは断定できませんが、近いうちに今年の予定などは ご報告できるかなと。

しかし 今年の正月は温かくて助かります。

うん・・・どうせ この後 ガツッとアホみたいに寒くなるんでしょうが。

◎前期みたアニメ
ほとんどが今期も続く作品なので、まあ 途中経過みたいな感じ。

・オールアウト

コーチが登場してから ドンドンおもしろくなってきました。

個人的には今期ベスト3の一角。

最初は絵柄がホモ臭いな~とか思っていたのですが、ものすごく少年漫画で青春スポ根モノでした。

下積み期間でも対外練習試合、紅白戦等 頻繁にゲームプレイを盛り込んで見所を作ってくるので、全体的にメリハリがあって すごい楽しいです。

また 脇役にもちゃんと光をあててキャラの個性を掘り下げるといった 環境作りも非常に丁寧。

主人公も いきなりエースみたいな才能キャラでもなければ、かといって熱血理論でガムシャラにやったから強くなりました!みたいな安直じゃない構成もいいですね。

今時の作品にしてはめずらしく、大人と子供が ちゃんとそれぞれの立ち位置からモノを考え、話し、行動をしているのも 本作に対して好印象な理由のひとつでしょう。
※やたらガキっぽい言動をする大人キャラや、変にスレた天才少年君とか 最近 多いからw

演出も迫力があって ラグビーという素材を上手に料理している良いアニメ化だと思います。


まあ・・・それでも 時々 ホモくさいんだけどねぇ(笑

・競女(終)
ちゃんと見れなかったのですが、個人的には かなり良作だったと思います。

原作はちょっと絵・・というか 動きが受け付けなかったのですが、アニメ絵で動かされたら 全然イイ!

お色気もどちらかというと 健全なお色気?って感じで、むしろアホの方が突き抜けていたので、変にイヤラシイ感じにならなかったのも好印象。

普通にスポ根系のアホバトルです(笑

正直 エロでウリを稼ごうってだけの浅い作品と思っていので、本当に先入観で作品を語っちゃいかんな~と思う作品でした。

◎昨年みた映画
一応 見てきたのです

・君の名は

素直に面白かったと思います。

ただ 騒がれるようなモノだったかな~~~~・・と言うのが本音(笑

これは 「そこまで面白くはない!」っていう意味ではなくて、
いわゆる 
みんなで視聴する事による「共有感からワアッとくる作品じゃないよね?」って意味ね。


スペクタル映画なら ド派手で印象に残るシーン、恋愛映画なら恋の道行きが決まるシーン等、思い返して感情が戻ってくるシーンがある作品。

そして 話題作というのは その感情を多くの人が共有する事ができる映画だと自分は思っています。

で、本作。

本作って イメージとして夢と現の境目を感じさせることを目的とした作品って印象なんですよね。

話題になっている映像描写も 本来なら普段 自分達が見ている日常風景を、映像演出によってどこか非日常的な夢のような世界に映し出しています。

自分達は そんな夢のような世界に生きている。

お話も 夢で見たと思い込んでいたモノや即視感、それらは 本当に夢だったのかな?という。

そういった明日あさっての目先を見て生きてきて、ふと 周りや過去を振り返った時 自分が生きてきた世界は どんな世界だったのだろう?と。

今 ここにいる自分は本当の自分なのかな?とか(いろんな意味で

SFって元々 そういった夢の部分をどこまで肌で感じ取れるか、感じさせられるかって所で没入感が決まってくるのですが・・・。

新海監督の描くSFってのは その肌で感じさせるって部分を、言葉じゃなくてビジュアルで何となく感じさせるって方だと自分は思っています。

なので 本作を見終わった視聴後感は どちらかというと その境目をまどろむ 楽しさだったなぁ~と。

で この まどろむ感覚ってのは、誰かと共有して楽しむものじゃないんですよね(笑

人それぞれに思い出す事があり、感じ方は様々なのですから。


だから 自分 見終わった後は 

「うおーーースッゲェ面白かった~!!!」

じゃなくて、

「うん なかなか面白かったよ」

って ちょっと どこか くすぐられた様な こそばゆい感じの楽しさだったんですけどねぇ(笑

まあ 実際の所は 受け取る印象なんて人それぞれで、明らかに自分が少数派ってだけなのでしょうが。


とりあえず本作は勿論 他のアニメや特撮系も非常に良い興行を出したようで、今後も このような長編アニメが作られる追い風になってくれる事を期待しています。

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