冬コミ原稿の脱稿までのタイムリミット的な意味で。
以前からちょくちょく書いてますが、どうもここ最近 すこぶる体調がよくないです。
なので あまりタイトなスケジュールにしないでいこうという算段。
他の原稿と並行しての作業という事もあるので、尚更です。
今回は とりあえず安全最優先でいこうと思います。
進捗はまた ちょいちょいコチラで報告していきますね。
う~~ん・・・しかし 知り合いも最近 体調が悪いみたいで・・・。
なんか変な病気でも流行ってるのかなぁ・・・。
◎最近みたビデオ
・マルドゥックスクランブル 排気
冲方 丁原作SF小説のアニメ化劇場用作品。
全三作の完結編になります。
映像は相変わらずクオリティ高す。
また ギャンブルシーンは前話に比べて かなりそれっぽくなって いい感じ。
ただ やはりゲームルールや駆け引き、賭場のローカルルール等 知っている事前提の構成は不満が。
正直 ピンチなのかチャンスなのか、追い込んでいるのか、翻弄されているのか、緊張感と雰囲気が ダイレクトに伝わりにくくて分りづらいと思います。
ゲームの開始直後にドクターかウフコックがルールやゲームの現状を解説する演出は 独自に入れて欲しかったですねぇ。
(特殊ルールなんかは説明してましたが、あくまでも人間性をカードのプレイから読み解くという演出の為でしたしね)
たぶんブラックジャックとかやらない人は 相手の強さや、最後のトラップなんかも ピンと来なくて、ふ~~ん・・で、勝ったんだよね?って感じになると思います(笑
まあ 登場人物が全体的にかなりいいキャラしていたので、見ていて雰囲気だけでも楽しいと言えば楽しいんですが。
全体的に演技も良かったと思います。
(ヒロインの林原が一番浮いてると感じるくらいに)
また バトルシーンも短いながら派手目にキチッとやって 自分的には結構 満足しました。
全三作の本作品でしたが、ちょっと原作に忠実すぎたかな?というのが感想です。
(さすがに性的にえぐいのはカットされてましたが)
二話の日記にも書きましたが、結局 冲方先生の文章によって引き出されるイマジネーションを 本作の映像で超える事がなかったからです。
映像作品としては 間違いなく上質な部類に入るのですが、ここがハードSF作品の映像化の難しい所なのでしょうか。
ただ 個人的には 構成、演出等で もうちょっと何とかなったのでは?と思いましたが・・・。
(劇場用作品の尺を考えると やっぱり難しいのでしょうか)
60点。
・エクスペンダブルズ2
スタローン主演のハリウッドアクションスター共演作品 第二弾。
前作のヒットを受けて 今作もそうそうたるキャストが登場します。
ジェイソン・スティサムは 前作では若者的ポジションでしたが、今作ではリアルで年齢を重ねている事もあって、ずいぶんとオッサン風味に。
前作が全体的に近接格闘が多めだったのに対して、本作はドンパチ系がメインで 少し大味な感じになってしまったかな?
前作カメオだったウィルスとシュワルツェネッガーが 本作では割と多めに出てきているので、そちらの見せ場を作ったりと どうしても作品全体のフォーカスが絞り切れなかった感もあります。
お話が割と単純なので、ドラマ部分に弊害が出るという感じはなかったと思いますけどね。
まあ 前作で興行が良かったからか、今作では先に述べた2人の露出が増えた以外にも、敵ボス役にジャンクロード・ヴァンダム! 孤高の傭兵にチャック・ノリス!ヒロインにマギー・チャン!と かなり豪勢なメンツとなっています。
ただ そのせいもあってか 前作以上にリスペクトというよりは内輪ネタに近い演出が増えてしまって、作品全体の世界観をぼかしてしまっている印象は受けます。
彼等の全盛期を見ていない人達が見ると ちょっと締まりのない作品に見えるかも。
自分にとっては まさに往年のアクションスター夢の競演という作品でありますから 全然 問題なかったんですけどね(笑
60点(補正込みw)
・新SOS大東京探検隊
大友克洋原作のアニメ化作品。
子供たちが東京の地下を探検するジュブナイル的?な作品。
新とついているのは 原作から10年たっているので ある程度 今の東京に世界観を擦り合わせた新解釈にしたからかな。
尚、あくまでも大友監督の原作、キャラデザというだけであって、本作自体にはノータッチっぽいですね。
キャラは全編トゥーンレンダによる3DセルCGアニメなのですが、背景は手書きによる合成タイプの作品。
あの 良く言えば人間臭い、悪く言うと ちょっと小汚い大友世界観は やはりCGでは難しいのでしょうね(笑
かなり上手に擦りあわされており、CG部分が浮ついたりする感覚はあまりありませんが、やっぱりCGはどうしてもハッタリが効きにくいなぁとも思いました。
まあ元々 AKIRAの動画表情の描き方が従来のセルアニメの作り方に比べて、3DCGっぽい描き方だったので割と違和感はありませんけどね。
大友作品は3DCG作品とは親和性が高いのかもしれませんね。
話は 正直 まあ短編ならこんなものだよね。
といったところ。
子供達が 不思議体験をするという ある意味 王道モノなのですが、登場する大人達がダメ人間すぎてねぇ(笑
ぶっちゃけ この冒険で子供達が得るものなんて 何もないだろう(笑)と。
ひと夏の冒険とするには ちょっと中身がなさ過ぎたと思いますが、大友作品にそれを求めるのは違う気もするので あまり深くはつっこみません(笑
ジュブナイル作品という意味ではズッコケ探偵団も似たような、解答を用意していない冒険というのもありましたしね。
55点。
3Dセルで思い出しましたが、現在放映中の「蒼き鋼のアルペジオ」が ほぼフル3Dセルだと 最近 知りました。
なんか ノッペリした絵だなぁ・・・とは思っていましたが、そこまで気にしていませんでした。
まさか 全部CGだったとは・・・(汗
制作元は老舗の「サンジゲン」で まあ納得なんですけどね。
しかし「009RE:CYBORG」から 一気にセルアニっぽい所まで落とし込んできましたねぇ。
とはいえ 上にも書いている通り アクションアニメとなると どうしても手書きセルのハッタリの効いた映像が作れなくなるので、完全フルCGだけに固執するのは危険だと思います。
もう ずいぶんと前になりますがセルCG黎明期に作られた「フレッシュプリキュア」劇場版が その答えの一つではないかな~と自分は思っています。
遠景、全体風景でのアクションシーンはCGセルを使い、オーバーアクション、カメラに寄ったシーンなんかは スルリと手書きセルに置き換える手法です。
演出サイドの技量がかなり問われますが、これなら日本のアニメらしさを出しつつ、制作の負担を減らすのではないかなと。
(逆に増える?)
ただ今の日本は目先の利益にとらわれて 長期的展望から技術を蓄積していくという環境がないのが問題ですが・・・。
↓参考映像
◎最近みたニコ動
(実況の違和感なさすぎもさる事ながら、対戦プレイ自体がハイレベル、小ネタ完備とクオリティ高杉)
◎WEB拍手返し
>ハピネスチャージプリキュアなんですよ
恒例の商標登録きましたね!
↓おっと コレは情報流出か!?
次期プリキュアのバレきたぞwwwwwwww
(はい ネタですw)
>敵が楽しみですね
>ハピネスチャージプリキュア!
>烈車戦隊トッキュウジャー
魅力的な敵がいてこそ 主役や世界観が引き立ちますからね!
というか そろそろお別れの季節なんですねぇ・・・(涙
>来年なんですね
来年なんですよ。
その前に やるべきことはやっておきましょう!
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