ここのところ 気分転換にビデオ見まくっているのですが、マメに感想を書いておかないと 忘れそうなのでメモメモ。
◎最近みたビデオ
・RED
ブルース・ウィリス主演のスパイアクション映画。
共演はモーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンと大御所に 最近 売り出し中のカール・アーバンとキャストは超豪華。
役柄とキャストのマッチ具合が非常に良く 主要登場人物全体の演技がシックリしているので、ものすごく滑らかな喉越しの視聴感覚です。
反面、個々のキャストが築いてきたイメージの上に成り立っているので、真新しさをほとんど感じる事が出来ない為 この作品に何を求めているかによって かなり評価は変わると思います。
自分は元々 渋めのポリスアクション程度のモノを期待してたので、想像以上に本作は面白かったです。
話は引退した元・凄腕スパイの主人公が 彼の知る秘密の漏洩を恐れた組織から狙われる事に。
その差し金を突き止めるために 同じく引退していた昔のチームの仲間達と供に 陰謀の核心へと突き進んでいく・・。
主人公が元凄腕エージェント設定であり、また それを遺憾なく演出してるので 見ていて安心感が半端ない。
ハラハラよりもワクワク、ミッションインポッシブルのイーサン・ハントよりも007のジェームズ・ボンドと言えばいいかな?
先にも書いた通り 役者の演技の渋さ、上手さも相まって燻し銀な味わいのある 思わずクスリと笑いたくなる作品だと思います。
ただ それ故に派手な爆発やオーバーアクションなジェットコースタータイプの作品を求めていると ふーん・・なんか地味だねぇって感じになってしまうかも。
そういう意味ではティーン向けではなく、また一般よりもオタ受けしそうな作品という印象を受けます。
純粋に質は高い作品だとは思いますが、キャストの豪華さ等に比べてストーリーや演出の渋さが 今ひとつ地味な印象を与えているのは ちょっと勿体無いかも。
あと 確かにちょっとハラハラしなさすぎるのは 気になったかな?
オッサンには ロートルがカッコイイのは 見ていて楽しいんですけどね(笑
75点
・エンジェル・ウォーズ 原題 サッカーパンチ(不意打ち)
まず ジャケットと邦題で 間違いなく勘違いします(笑
これ そういう映画じゃねーから(プギャー)・・・って感じ。
(まあ 売りの部分を考えれば あながち間違ってはいない気もしますが・・)
話は遺産目当てに妻を殺害した義父に 娘の長女(ヒロイン)が妹殺しの濡れ衣を着せられ 精神病院に入れられてしまう。
そこでロボトミー手術を施される事になったヒロインは そこで知り合った他の患者達と供に そこを抜け出そうと画策する・・。
本作は その病院内の登場人物達や設定をヒロインが脳内設定で別のイメージに置き換えて表現しています。
病院=娼館、医師=オーナー達、患者=ダンサーで娼婦といった感じに。
そして ヒロインは自分達の置かれている状況や精神状態をファンタジー?イメージで表現します。
(本来はダンスで表現されるのですが、尺やレーティングの関係でカットされたらしい)
要するに劇中劇中劇です(笑
その脳内イメージというのが
ミニスカセーラー服に日本刀とハンドガンを持った どう見てもジャパニメーションの影響受けすぎだろうなヒロインが、ガトリングガン搭載の鎧武者と大立ち回りをしたりします。
他にもボンテージ衣装の仲間達とサクラ大戦の光武のような機動兵器を駆使してナチスとドンパチやったり、ドラゴンありーのSFありーのなバトルアンサンブルムービーとなっています。
もう完全に趣味で作ってる映画です。
一応 話の本筋はちゃんとありますが、そこだけ抜き出すと たぶん15分で終るくらい単純でアッサリしています。
それ故 本作の評判はそれ程 良くなかったらしいです。
が、個人的には これはアリです(笑
というか 本編自体が 各アンサンブルを繋ぐ為だけの要素でしかなく、そこが酷評の的になっているのは分かりますが それはぶっちゃけ批評家が逆にフォローしてあげてほしかった。
映画として物語、構成、演出、オチ、すべてに不満はあるけれども、ヒロイン達がアンスコ全開、太腿も眩しいマトリクスばりにダイナミックアクションで大立ち回りは 映像作品としてそこだけ見る分には それなりに楽しいヨ♪ってくらいには。
アニメのバトルシーンだけを集めた動画とか あんな類と同じ楽しみ方をすると 本作は言うほど悪い作品ではなくなります。
実際 バトルイメージシーンの凝り具合は なかなかのものですので、好きな人には十分に楽しめると思います。
そういう意味では邦題の「エンジェルウォーズ」に あのジャケットは ターゲットを絞り込むのに一役買っているとも(笑
映画総評55点:バトルClip集として70点
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