春が終りそうな勢いで暖かくなってきましたね。
先月の寒さの反動か むしろ暑いくらいな感じです。
今年は電気代値上げするとか アホなこと東電が言ってますから 出来る限りクーラーとかは使いたくないんですけどねぇ。
今年は ほどほどの暑さを期待します。
←今週末のサンクリに持ち込む予定のPSU落書き4コマ漫画の表紙です。
4/15(日)サンシャインクリエイション
池袋サンシャインシティ文化会館Bホール
さ-08a
昨年の冬コミ初日に天花府さん名義で発行したPSU本の再販です。
初日は来られてなくて、でもPSU 好きなんだよネ!っていう方 いらっしゃいましたら是非!
ちなみに エロじゃないですのでご注意を。
他にペーパーくらいも用意しようかと考えていますが、詳細は前日くらいにまた 告知します。
◎最近見たビデオ
・鬼神伝
鬼と人とが争う平安時代にタイムスリップさせられた中学生が主人公の冒険小説のアニメ化。
以下 若干ネタバレ注意。
平安時代の人と鬼の争いに現代人が巻き込まれる 一見 歴史ファンタジーとライトファンタジーを併せた 今時作品っぽくありますが、テーマのメインは主人公の心の成長であり あまり現代人の特典を活かしたような演出はありません。
(携帯で写真を撮るくらい)
鬼は いわゆる絶対悪ではなく 敵対勢力を貶める目的で流布されたものであり、本編では描画的に戦闘衣装が鬼っぽくななっていますが 中身は人間です。
まあ 土着の民や、神様を蛮族、悪魔という風に貶めてきた歴史上 よくあるアレです。
なので 実際は開拓者と先住民という人間同士の争いであり、相応に理由があって戦っています。
主人公は過去にトラウマがあり 今時な優柔不断な出来れば面倒ごとには関わらないのスタンスを取る子供です。
本編はそんな主人公が それぞれの意志を通すために命がけで戦う姿を見て、体裁や恐怖を乗り越えて自分の意思を貫く勇気を育んでいくという話。
たぶん。
ん~~~・・なんというか、尺の関係で展開を追っかけるのが精一杯なのか、主人公の心の成長を描く演出が全体的に足りないんですよね。
本来は 勇気ありきで力に目覚めるっていうのが王道だと思うのですが、最初から 力ありきの英雄扱いの主人公なので、どうにも勇気を奮い立たせてって感じじゃないのが・・。
現代人がタイムスリップしているのだから もう少しその辺を上手く使って 主人公の株を上げつつ、後ろ向きな主人公が現代でも前を向いて歩いていく勇気を得ていくっていう演出にすれば もう少し違ったかも。
あと 戦闘シーンも頑張ってはいるものの、全体的に尺が短く 食い足りなさが半端ないです。
登場人物が多いせいもあって ダイジェストを見てるような感じになってしまうのは勿体無いかな。
60点。
・メギド
悪魔の申し子として生まれた主人公(?)とその弟(主人公?)が聖と魔に別れて戦うスペクタル映画?
兄は終末の日を迎えるために邪魔者は消していって、世界的なカルト指導者へとなっていく。
弟はアメリカ副大統領→大統領になって、兄と対決することになる。
まあ・・・要するに欧州に生まれた悪魔の手先と、神の使いたるアメリカ大統領の戦いっていう構図にしたいんだ。
そうなんだが、実は兄貴は強行な手段で独裁みたいな事はしているが、人心を得るためとはいえ貧しい国々に食糧支援を施し、世界の支持をとりつけるだけの事はしているんですよね。
対してアメリカの正義の味方は他のヤツ(この場合 兄貴)の言いなりになるのがイヤだから、自由の名を盾に世界統一に対して意固地に反対してるんですよねぇ。
というか 劇中でも指摘されていますが、兄に対してコンプレックスのある弟の兄弟ケンカ。
世界が終末に向かって 天変地異とかが起きているのも 別に兄貴が直接 手を下しているのではなく、悪の手に落ちた国々を神様が天罰という形でなぶっているという・・ね。
どっちが人類の敵だよ!?
本作は主人公達の幼少期、青年期を経て中年と人生の過程も前半 描かれて進行するので、思想の違う兄弟の対立を描いた叙事詩か 悪魔の化身である主人公が人間性を得ていく物語なのかと見ていたら・・・
終盤が壮大な茶番になって かなりガッカリします(笑
レイズナーの前半がSFロボットアニメで後半が北斗の拳になったアレを地味にした感じといえばいいでしょうか?
ホラー系のVFXも期待したのですが、これもかなり残念。
物語的には結構 壮大な話のハズなのに、見た目、話の展開、演出、どれも どうにも適当感が半端ない。
やる気はあったけど、実力が伴わなかった・・・そんな映画でした。
あと ちょっとイメージが古臭かったのも・・ネ(笑
2001年の映画とは思わなかったですよ。
55点。
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